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インテリアコーディネーター名鑑 interior coordinator directory
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インテリアコーディネーター掲載者詳細
斉藤 久美子Kumiko Saito
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カラーが開く世界、インテリア・企業CIウェディング・セラピー〜
カラー関連のほとんどの理論に精通し、マスタークラスの資格を多数所有するスペシャリスト。
カラーのノウハウを武器に新しい世界に挑戦を続ける。
商 号
studio-pi
住 所
〒379-2206 群馬県伊勢崎市香林町1-465
TEL
090-3092-8878
FAX
0270-62-0995
〈カラー〉をつきつめた結果、開けた多様な世界。

多岐に渡るキャリア

大手アパレルのデザイナーから現在のキャリアをスタートさせた斉藤久美子は、専門分野である〈カラー〉を軸に様々な分野で活躍している。 カラーのスペシャリストとして認められている斉藤は、企業のクライアントからの依頼も多岐に渡り、これまで手がけた仕事は、歌手やタレントのスタイリスト、ブライダルの会場装飾・ドレススタイリング・ブーケなどフラワーコーディネーション・テーブルコーディネーション、企業CI、サイン計画、モデルルーム・医療福祉施設・店舗・オフィスのインテリアコーディネーション、スクール・セミナーでの講師活動、社員教育などである。「海外のインテリアの魅力に惹かれてこの世界に入りましたが、〈カラー〉をつきつめたことで、いろいろな道が開けました。最近の主な仕事は、三井不動産(株)のマンションのコーディネート、プリンスホテルグループの社員教育、国内九店舗を運営する結婚式場のウェディングコーディネーション、各種専門学校の講師などです」
色彩関連のマスタークラスの資格を多数所有。

あらゆる色彩理論に通じる

カラーの専門家である斉藤の強みは、現在公開されているカラー関係のほとんどすべての理論に通じ、それらのマスタークラスの資格を所有していることだ。 主な所有資格だけでも、・(財)日本色彩研究所認定色彩指導者・色と光の能力テスト TOCOL 認定指導者・ADEC 認定指導者・一級色彩士(カラーマスター)・AFT 一級色彩コーディネーター・東商 一級カラーコーディネーター・日本パーソナルカラー検定 一級 (認定講師)・センセーションカラーセラピー(ティーチャー) などを有し、色彩関連以外でも、インテリアコーディネーター、一級リビングスタイリスト、二級福祉住環境コーディネーター、ライフスタイルプランナー、照明コンサルタント、BIAブライダルコーディネーター、アロマ、メイク、フラワー講師などを取得している。「数多くの資格を取得したのは、お客様に対して最高のプレゼンテーションを行い、喜んでいただきたいという願いからでした。さまざまな知識や情報を吸収する手段として資格があったのです。結果的にお客様に信頼感や安心感を持っていただくことができました」

インテリア計画のポイント

多忙な活動の中、斉藤は戸建住宅やモデルルームのインテリア計画、カラースキムも手がける。インテリアにおいても、色を成立させる三要素、光(光源)、物(物体)、視覚(目と脳)の基本を理解したうえで、プラニングをすることが重要だと斉藤は言う。「私たちは物体そのものに色が付いているという認識をもちやすいのですが、さまざまな条件の違い、例えば照明、背景、見る方向、素材などにより、色はまったく違った表情を見せます。こうした基本を踏まえながら、住まい手の将来を見据えたライフスタイルを考慮し、ストーリー性のある、上質さと快適性を備えた空間づくりを提案しています」
フォトカラーツールとパーソナルカラー理論。そしてカラーセラピー。

注目の色彩システム

あらゆる色彩理論に通じる斉藤が、現在力を入れているのが〈色と光の能力テストTOCOL(Test Of Colorand Light)〉の〈フォトカラーツール〉と、アメリカ発祥の〈パーソナルカラー理論〉だ。「〈フォトカラーツール〉は、イメージした色彩が映っているインテリアや景観の写真をパソコンに取り込むだけで、色彩構成が分析され、テーマカラーが表示されるシステムです(写真A)。カラースキムの補助ツールとして大いに役立ちます。〈パーソナルカラー理論〉は、ブルーアンダートーン、イエローアンダートーンという独自の色彩分類を基本としながら、誰もが心地よく感じる最適な配色を導き出す理論で、肌の色に合う衣装や化粧品の選択によく用いられるほか、プライベート空間のカラースキムにも応用されることが多くなりました」

カラーセラピー

都内のスクールにて色彩心理とアートセラピーを学んだ斉藤は、数少ないチャイルドアートカウンセラーに認定されている。出張アトリエを行い、子どもたちの自由表現の中から心の内面を読み解き、保護者とのカウンセリングを通して子育て支援を行っている(写真@)。「子どもの絵の力強い表現には、いつも感動を覚えます。部屋に飾るアートの相談をよく受けますが、ぜひ生命力に溢れた子どもの絵をきれいな額に入れて飾っていただけたらと思います」


◆交通事故の療養中に猛勉強
 地元の金融機関に勤めていた頃、映画「風と共に去りぬ」を見て、そのゴージャスな室内空間や衣装に魅せられ、インテリアやデザインの仕事がしてみたいと思うようになりました。
 東京のデザインスクールに通い、最初は(株)イトキンにファッションデザイナーとして勤務、レコード大賞の衣装デザインやタレントのスタイリストなども勤めました。
 その後地元にもどり、服飾関係の企画会社でデザインの仕事に携わっていましたが、交通事故に遭い、療養のために休職せざるをえないことに。しかし、その期間を利用し、集中して資格の取得に励んだ結果、カラーを軸とした仕事の道が開けました。不運な出来事も、スキルアップのチャンスとなりました。
 現在、講師業が多忙で、なかなか他の依頼を受けられない状態ですが、カラー理論を武器にこれからも新しい世界への挑戦を続けていきたいと思っています。
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@カラーセラピー:子どものナイーブな感性が色彩で表現される。
A色と光の能力テストTOCOLの〈フォトカラーツール〉:直感的に美しいと感じる配色をパソコン上で理論的に分析する。
Bパーソナルカラー:肌の色と衣装とのマッチング
C専門学校の講師業も多忙を極める