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インテリアコーディネーター名鑑 interior coordinator directory
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インテリアコーディネーター掲載者詳細
寺田 由実Yumi Terada
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〜顧客の個性を輝かす鮮やかなファニッシングとこだわりのスタイリング〜
ファナック(株)社長補佐室で3年間勤務後、渡英。
London College of Communication でインテリアデザイン&ファーニシングを学ぶ。 帰国後、インテリアショップに20年勤務。
2016年春、独立し、Interieurインテリアデザイン事務所を設立。西欧で言われるところの、美しく住まう生き方に共感し、英国仕込みのインテリアデザインテクニックで顧客の個性を輝かせるファブリック使いには定評があり、これまでに、公邸、別荘、店舗など、数々のリノベーション、新築のデザインを手掛ける。今では、インテリア、ファッション雑誌、テレビなどにもその活躍の場を広げ、住む人に安らぎと心地の良い空間を提供している。
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商 号
アンテイユ インテリアデザイン事務所
住 所
〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田4345-25
TEL
0555-24-8254
FAX
0555-24-8254
ホームページ
http://interieur.tera-d.jp
営業時間
10:00〜18:00(完全予約制)
インテリアショップからハイセンスなインテリアを発信。

アンテリユ流のインテリアスタイルとは

落ち着きの中にも華やかな表情をもつクラッシックから、洗練された都会的なコンテンポラリースタイルまで、 アンテリユ流エッセンスを加えて、 ライフスタイルにあったブリティッシュスタイルを得意とする。
質の高さだけでなく、好きなモノや色に囲まれながら暮らすことで、生活者の心の豊かさをもたらし、子供にも良い影響を与えると考えるのがアンテリユのモットー。
「憧れの英国インテリアを実現したい!」、「家族、住まいを大事にできる子供を育てたい!」とお考えの方、夢の手助けをいたします。
お気軽にご相談ください。
顧客の等身大の個性プラスアルファで旬のデザインを提案する。

個性を表現する色彩

顧客の個性を輝かせる寺田のスタイルがよくあらわれているのがT邸のインテリアだ(写真@AB)。 ドイツに海外赴任されていたTさんは、築一〇年の大きなお庭、ガレージ付きの中古家を郊外に購入。自分らしくリフォームして暮らしたいという要望に寺田が応えた。 Tさんはヨーロッパの街並みにあるような家づくりを長年温めてきたが、奥様はクラシカル、ご主人はコンテンポラリーが好み。そこで、両者のミックススタイルを模索することになった。「クラシックは全体のベースとなる大きな面、壁、モールディング、カーテンなどに取り入れ、コンテンポラリーの要素として、黒が好きなご夫婦のために、プロポーションよくダイナミックに見えるよう黒を意識して手持ちの家具やファブリックに繰り返し使うことにしました」 個室は家族各々の個性を表すテーマカラーを採用。鮮やかな色彩を使用することが多い寺田だが、それも顧客の希望に応えるからだという。「お話しを進めていくと、みなさん『もっと自分らしく』『もっと生活を楽しく』という気持ちが前面に出てきます。そうした希望に応えると、自然に明るく多彩な色使いになるのです」

世界的作家とのコラボ

スタイリングのクオリティにこだわる寺田は、プリザーブドフラワーを使ったフラワーアレンジメントの演出にも気をつかい、スペシャリストを起用している。「フランス在住の日本人デザイナーに以前から継続的に依頼しています。また最近では、ルーブル美術館、オルセー美術館、大統領の迎賓館なども手がけたフランス人フラワーデザイナーが現在同じ富士五湖に住まわれているのですが、たまたま知己を得て、デコレーションをお願いしています。Y邸(写真E)はその一例ですが、インテリアのコンセプトを伝えてアイデアを出し合った結果、最後には想像以上のものを作り上げてくださるので、お客様ばかりでなく私自身もわくわくしながら仕事をさせていただいています」
賃貸物件もゴージャスに変身させるテクニック。

Y邸

三〇代エグゼクティブ男性の賃貸マンションの改装。最初は「寝室の目透かし天井が気に入らないのでなんとかしてほしい」という依頼だったが、プレゼンボードのできばえに満足し全面改装へつながった。「賃貸物件なので壁や天井の工事はできません。天井はファブリックスを天蓋のように使い、和室らしさを隠しました。他の部屋もファニッシングとスタイリングで変身させました。フランス人フラワーデザイナーの作品も素敵な演出効果をあげています」

B邸子ども部屋

自身二人の子どもの親である寺田は、子ども部屋の大切さを実感している。幼児も自分の好きな色や好きなものに囲まれれば居心地がいいはず、という発想から、この部屋(写真F)は全体のカラーを明るく優しい色味で統一し、子どもたちが安心できるネスト(巣)をイメージしてコーディネートした。 子どもは、居心地のよいインテリアの中で、自然に部屋を気持ちよく整えることが大切だと思うようになる。その結果、素直に楽しんでカーテンをきれいにたたんだり、ベッドメーキングしたりできるようになるという。


◆フランスのMANOIRに感激!
 イギリスでインテリアの学校に通い、ソフトファニッシングを中心に学びました。実は出かける前はこれといった目的もなかったのですが、知人から「家業ののれんがあるのだから」と諭されてこの道に。勉強してみると、その奥深さに心を奪われました。
 留学では生活体験も貴重な宝物になりました。機会を得て、フランスの田舎暮らしの邸宅を訪問したときは衝撃でした。昔の荘園領主の館(manoirマノワ、マナハウス)を改装して、一族で別荘として所有しているのですが、部屋ごとにナポレオン洋式、南仏スタイルなどのテーマがあり、オンスイートになっていてデコレーションも多彩。日本では考えられない鮮やかな色彩も日常生活に違和感なくとけこんでいました。このときの体験は現在の仕事に大きな影響を与え、インテリアショップの名〈manoir〉もそこからきています。
 インテリアは「自分らしく生活を楽しみたい」というご要望をぜひお聞かせください。
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(画像をクリックすると拡大表示されます。)
@T邸 個室:各々の好みのカラーをテーマにコーディネート。
AT邸 リビングダイニング:全体のベースとなる大きな面、壁、モールディング、カーテンなどはクラシカルに、家具やファブリックの黒にコンテンポラリーの要素を取り入れた。照明は、シャンデリアは使わず、すっきりシンプルなコーブ照明で仕上げた。
B T邸 リビング