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インテリアコーディネーター名鑑 interior coordinator directory
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インテリアコーディネーター掲載者詳細
斉藤 裕美Yuumi Saito
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〜自由な発想でひと味加えた魅力的なインテリアを提案〜
フリーランサーとして自由な立場でインテリア、空間デザインを提案。
照明計画、オーダー家具などひと味加えたプランが好評。
商 号
Plan Plus
住 所
〒463-0090 名古屋市守山区瀬古東1-1111
TEL
090-3387-5965
自由な立場で顧客に接することで、要望に十分応えられる。

フリーランスとして

保育科の短大を卒業するとき、ライフワークとしてふさわしいインテリアにめざめ、方向転換した斉藤裕美は、大手建材メーカー、大手住宅メーカー、ディベロッパー等で経験を積んだ後、独立した。現在、ハウスメーカーの提携ICとして、また「インテリアコーディネーターズリフォーム」で知られるチェーン店組織〈リフォームECO〉の提携ICとして、加盟店及び顧客からの指名に応じている。「自由な立場でお客様に対応したいという考えから、フリーランサーとして仕事をしています。企業勤めで実務経験を積んでいたので、お客様の要望を十分に受け入れるには、プランニングや商品選択に制約のない独立した立場がベストだと感じたのです」
顧客の要望にひと味加えた魅力的なインテリアを。

照明計画、造作家具などに強み

斉藤はインテリアコーディネーター本来の「お客様のために」という姿勢を堅持しながら、顧客へのプラスアルファの提案をこころがけている。それは照明計画、オーダーメイド家具などの得意分野で特に発揮される。「教科書通りの『一般解答』ではなく、お客さまのご事情や時代のトレンドなどさまざまな条件を反映させた魅力的な選択バリエーションをご提案することをこころがけています。その中にきっと、『あなただけの正解』を見つけていただけるはずです」
随所に工夫をとりいれて、使い勝手、住み心地をアップ。

T邸

ご主人の定年をひかえた夫婦のマンションを全面リノベーション。当初は要望も少なく、「おまかせ」状態だったが、相談を進めるうちに問題点がしだいに明らかになり、それらを解決しながらプランを決めていった。「収納が不足していることがわかり、オーダーメイドの収納家具を各所につくりました。リビングのTV収納は、『お雛様を飾りたい』というご要望に応えて飾り棚を設けています(写真A)。こうした細かいご希望に応えられるのもオーダー家具の魅力です」 独立型で作業性の悪かったキッチンはオープンタイプに。「排気に問題がなかったので、アイランド型にしてさらに開放性を増し、夫婦相互のコミュニケーションが図れるようになりました。台所仕事には無縁だったご主人がリフォーム後はキッチンに立つことも多くなったそうです」

D邸

築三〇年の中古マンションを購入した三〇歳代夫婦からのリニューアルの依頼。「引っ越しまでの間に仕上げなければならない緊急の仕事でした。廊下を部屋の一部にするという発想で、各スペースをなるべく広く取ることをこころがけました(写真C)」各部屋は適度に仕切られているセミオープンタイプ。「玄関脇に設けたスタディルームは閉鎖的にならないようLDとゆるやかにつなげました。また、パソコンデスク付き収納壁は上部を開放し、さらに、座ったときの目の高さの部分をハッチ状の開口にして、廊下側に作業中の灯りがもれ、間接照明の効果を生み出すように工夫しています(写真E)


◆古くても素敵なものは活かしたい
 リフォームにあたっては、古い家具類をどうするかで悩むものです。家族の大切な思い出がこめられていたり、装飾品として優れたものはぜひ残していただきたいと思います。レトロなものたちをモダンな室内にどう息づかせるかは、私たちの腕の見せどころです。
 先日、高齢のご夫婦のリフォームのご依頼で、キッチンとダイニングの間に埋もれていたステンドグラスのパネルをどうしたものかと相談を受けました。素敵なアンティークだったので、私は再利用を提案。せっかくならもっと目立つ場所にと、玄関ホールからリビングに続く壁のパネルにしたところ、「来客の方々がみんな驚き、賞めてくださる」と大好評でした。
 同時に、倉庫に眠っていたガレ風の照明器具もリビングで復活。ものたちが新しいインテリアの中で生き生きしている姿は、自分の子どものようにいとおしく思います。
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@T邸 玄関:右側の下がり壁の裏は寝室収納。下部に猫のトイレを置くつもりだったが、間接照明を設けたところ、「お洒落になりすぎたので」予定変更。猫にはやや迷惑な結果に。
AT邸 LDK:キッチンをアイランド型にしてオープンに。オーダーメイドのTV収納には、施主が希望した雛飾りの飾り棚を設けた。
BT邸 寝室:梁を隠す間接照明、縦型の照明、オーダーのPCデスクの照明など、光の演出にこだわった。
CD邸 LD:「廊下を組み込む」という発想で部屋を少しでも広く。他の部屋とはゆるやかにつながるセミオープンの空間。