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後藤 智子
Tomoko Goto
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多彩な色使い
とファブリックスの巧みなアレンジで魅せる〜
アパレル業界から転身した経験を生かし、豊かな色彩とひと工夫加えたファブリックスのアレンジで、
マスコミの話題作を発表する。
商 号
Palm Space(パーム スペース)
住 所
〒662-0934 西宮市西宮浜4-8 マリナパークシティ丘のある街4-202
TEL
0798-26-1989
FAX
0798-26-1989
アパレル業界から転身、輸入住宅などのインテリアに手腕。
顧客の好みをキャッチする楽しみ
アパレル業界からキャリアをスタートさせた後藤智子は、スケールの大きいスペースデザインの世界に惹かれ、在職中にインテリアコーディネーター資格を取得して転職した。現在フリーランサーとして、輸入住宅メーカー、地元工務店、デベロッパーなどから戸建住宅、マンション、モデルハウス・モデルルームなどのインテリア計画の依頼を受けている。「住宅会社との契約で、住宅を購入したお客様に対してインテリアの相談に応じています。打合せの一回目はヒアリング。そこでお客様の好みや要望をしっかり把握することが大事です。ただ、インテリアの好みと聞かれてもはっきり答えられる方は少ないので、ビジュアルを見ていただいたり、服装や持ち物からテイストを推しはかったりします。色の好みがひとつわかっただけでも話題が発展するのが、この仕事のおもしろいところです」
色彩と素材の組み合わせを工夫するだけで部屋はイメージアップする。
豊かな色彩と独自の布使い
輸入住宅のインテリア実績が多い後藤は、多彩な色使いと壁紙、窓装飾、ファブリックスなどの取り合わせを得意とする。「日本の住宅はどうしても白を中心とした無難な色使いになりがちですが、もっと豊かな色彩の中で暮らす喜びを感じていただけたらと思っています。インテリアの相談に際してはもちろんお客様の意向が最優先ですが、輸入住宅に魅力を感じられた方々は、モデルハウスの色彩をご覧になって抵抗なく受け入れていただけるようです。アパレル出身ですので、ファブリックスの扱いは得意。窓装飾と壁紙の取り合わせを少し工夫するだけで、地味な部屋が彩り豊かな空間に変わることを皆様にお伝えできればと思っています」
ゲストハウスのインテリアを企画、制作。マスコミでも話題に。
芦屋浜のゲストハウス
高級分譲地〈ベルポート芦屋浜〉内の豪華な邸宅。ゲストハウスとしての使用を目的とし、豪華さと品格を備えたインテリアがマスコミでも話題にのぼった。後藤が自ら企画提案し、インテリアの仕事を獲得した物件でもある。「ホールやパーティルームのある1Fは白を基調とし、シャンデリアをはじめすべて本物志向で作りあげたホテル仕様の空間です。床には大理石を用いました。予算の都合で依頼主は難色を示しましたが、他の部分で調整し、ここは私の意見を通しました。2Fはゲストルーム3室を、それぞれピンク・グリーン・ブルーに色分けしました。ゲストに宿泊のたびに違った気分を味わっていただこうという趣向です。また、この家は壁、天井の多くをペイントで仕上げています。壁紙は色が限定されているため、微妙な色調や明度彩度の違いが出せません。その点、ペイントなら混ぜて使うことで無限の発色が可能だからです」
モデルハウス改装
展示場モデルハウスの改装。既存のインテリアが暗いイメージだったので、壁紙、窓装飾等の変更のみで「もっと明るい印象に」という依頼主から求められた。「予算を限られた改装でしたので、壁紙と窓装飾を中心としたわずかな変更で部屋の印象をがらりと変えました。そんな中でも、リビングは壁の一面だ け色を変えたり、壁紙と窓のトップトリートメントの表地・裏地の色を合わせたり、壁と天井の色を変えたりと、私ならではのさまざまなアイデアを取り入れています」
◆私なりのひと工夫を加えて
アパレル業界で7年間子供服のデザインなどをしていましたが、流行のサイクルが短いこと、自分独自の作品が形として残せないことにものたりなさを感じていました。そんな折、スケールの大きい建築・インテリアの世界に惹かれ、資格やスクールなど在職中から準備を進めていました。
資格取得後、輸入住宅会社へ転職。そこではじめてインテリアの仕事を経験し、家づくりを完成させる立場にあることの難しさと、やりとげたときのお客様の喜びの大きさと達成感を知り、この世界に入ってほんとうによかったと思いました。
アパレル時代の経験をベースに、色の取り合わせやファブリックスのアレンジを工夫しています。写真Eで紹介した壁と天井の色違いは、現場監督さんから「品番が違う」と連絡を受けましたが、ファブリックスとシンクロしていることを説明して、「なるほど」と納得してもらいました。
所有資格:インテリアコーディネーター、二級建築士。
(画像をクリックすると拡大表示されます。)
@芦屋浜ゲストハウス ゲストルーム:各部屋ごとにテーマカラーを決め、宿泊するゲストに雰囲気の違いを楽しんでもらう。
A芦屋浜ゲストハウス パーティルーム:白を基調とし、床には大理石パネルを敷き詰め、豪華なシャンデリアとウィンドウトリートメントで装飾したホテル仕様のインテリア。
B芦屋浜ゲストハウス ロビー
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