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インテリアコーディネーター掲載者詳細
西垣 ヒデキHideki Nishigaki
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〜ワールドクラスのデコレーターズスタイルをあなたに〜
独自のソフトファニッシングスタイルを切り開き、海外でも高い評価を獲得。
インテリアもファッショナブルに着替えてほしいと、遊び心に満ちたデザインを提供する。
商 号
DECORATORS
住 所
〒569-1123 高槻市芥川町1-7-8
TEL
072-683-5115
FAX
072-683-5400
ホームページ
http://www.decorators.jp
国際コンペ優勝のセンスを、インテリアを楽しみたい顧客に提供。

革新性が評価されて

オーダーカーテンをメインにしたインテリアショップ〈DECORATERS〉のデザイナー・西垣ヒデキ&SHIOは、カーテン界のオスカーと呼ばれる窓装飾の国際コンペ〈InternatiolWindowsfashion Vision DesignCompetition〉で、二〇〇九年度の〈Revolutionary〉部門第一位を獲得した。「二人でショップを経営し、地元ではそれなりの人気を獲得していたのですが、全国的には無名。そこで自分たちのセンスがいかなるものか見極めるためにコンテストに出展を始めました。国内のファブリックスメーカーが開催するコンテストで受賞を重ね、初めて出展した海外コンペで『革命的』という評価をいただき、〈デコレーターズ流〉インテリアのオリジナリティとセンスに自信が持てました」

インテリアもファッショナブルに

二人の仕事に対する基本的な考え方は、オートクチュールのファッションデザイナーが顧客から製作を任せられるように、「デコレーターズ流に共感できるお客様にご指名いただきたい」というものだ。そして、インテリアもファッションのように、状況や気分に合わせて着せ替えて楽しんでほしいという。「お客様のご要望や好み、予算などをお聞きし、可能であれば現場を確認したうえで、デザイン案を提案させていただきます。私の自宅をモデルルームにしていますので、どうぞご覧になって参考になさってください」(要予約)
エレガンスからモダンを経て、独自の〈デコレーターズスタイル〉を模索。

デザイン先進国を驚かせた意欲作

国際コンペ受賞作(写真B)。審査員を驚かせたのは、メタリックな素材とパープルのレース、3Dバランスとクラシックなスワッグなど、モダンとエレガンスが自由自在に交錯する革新的な表現だ。〈Revolutionary(革命的)〉部門は、この作品を評価するために新しく設けられたセクションなのだとか。

田舎セレブのアーバンリゾート

アメリカの地方在住者や海外のセレブが、ニューヨークに別邸として所有するマンションをイメージ(写真@)。モダンとポップ、エレガンスとワイルドさの微妙なバランスの上になりたつ空間は、〈キファソ〉、〈デザイナーズギルド〉などのラディカルな生地使い、アンティークの指輪を縫いつけたファーのスローカバレットなど、贅沢な遊び心にあふれている。

アシンメトリースタイル

TOSOのデザインコンテスト受賞作などで最近追求しているスタイル(写真AC)。素材、色、柄、生産地など、共通性のない生地の非対称的な組み合わせ(ハイブリッド)で、アンバランスにならないミスマッチ感覚を楽しむ。

アンティーク家具に合わせて

アンティーク家具を多数所有するオーナーの依頼。以前、クラシカルで重厚なスタイルで自宅をデザインしていたので、今回の別宅は「軽い雰囲気で」との要望だった。リモージュの磁器に用いられている柄のシェードを使い、中央にフォーカルポイントとしてオーストリアンシェードを置き、エレガントに仕上げた(写真D)。

ミニマル住宅に飽きたら

ミニマル住宅に暮らす若い夫婦から、モノトーンとメタリックで統一された室内に飽きて、窓に遊びを持たせたいとの要望。原色のピンストライプ柄を横使いにしたオーガンジーの外側に、マグノリアの柄のフラットシェードを設けているので、窓がカラフルモダンにもエレガンスにも変身する(写真E)。

入れ替え自由なパネルで窓を楽しむ

室内を覗かれないようにふだんは目隠ししておきたい窓。「完全に隠したいなら壁にすればよいのに、窓にしたというのは、設計家の意図があるはず」と、白、赤、ストライプ柄、風景画という四種類のスライド式パネルスクリーンを組み合わせて、その日の気分で景色を変えて楽しむ窓に仕立てた(写真F)。


◆インテリアは楽しいのです!
 オーダーカーテンの店として軌道に乗り始めたころ、最新のスタイルに取り組もうと、海外のインテリア雑誌などを参考に考案したデザインを、日本で高い技術をもつ加工所に持ち込んだところ「やったことがない」と一言。インテリア業界の後進性に愕然とし、独学で最先端のデザインを学ぶことに。
 海外の展示会を毎年回り、インテリア関連の洋書を買いあさって、エレガンスクラシックの時代からモダンスタイルまで学習し、どうにか自分たちの納得できる物が作れるようになりました。
 しかしそれも、所詮は"ものまね"。「これと同じにして」では、ただのサイズあわせの技術にすぎないと悟り、デコレーターズ流の追求を始めたのです。
 おかげで自宅はさながら新しいデザインを試すラボ・実験室と化し、コンテストへの出展はその成果を確認するためでした。そして日々、感動とトキメキのあるコーディネートを心がけています。
 ステキなインテリアをご一緒に楽しみながら作りましょう!
 なんてったって、インテリアは楽しいのです!
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(画像をクリックすると拡大表示されます。)
@田舎セレブのアーバンリゾート:モダンとポップ、エレガンスとワイルドさの微妙なバランスの上になりたつ。〈リネン〉のショッキングピンクのレースが決め手。
A2008 年TOSO ウインドウファッションコンテスト受賞作:アシンメトリーがテーマに。@とAは同じ寝室を改装したもの。インテリアもファッショナブルに着替えて楽しんでほしい。
B国際コンペ受賞作:メタリックなドレープとソフトなパープルのレース、ドレープと合わせた3Dバランスとゴージャスな起毛プリントのスワッグという、モダンとエレガンスが交錯する世界。裾の処理やマグネットタッセルなど、細部にも徹底してこだわり、審査員をうならせた。
Cアシンメトリーのデコレーション:エレモダ(エレガンスモダン)スタイルで。